らんちゃん
2020年08月18日
昨夜、葬儀のご依頼を頂きました。
いくつかの確認をさせて頂いた後、すぐに病院へお迎えへと向かいました。
霊安室に到着すると入口に髪の毛が長く大人しい女の子の様にも見える男の子が待っていました
亡くなったのはらんちゃんのお爺ちゃんです。
生前、大変かわいがってもらっていたらしく故人様の横から片時も離れません。
それを見ていた私共は葬儀の内容を考えました。
今の時代、自由な葬儀を執り行うことが増えており、私共も故人様・お客様のお気持ちを優先し提案や確認を行います。
今回の葬儀ではらんちゃんの気持ちを優先し、進めていこうとお客様に提案し了解を頂きました。
らんちゃんに話すと喜んで「やるやる」と言っていました。
まずはおじいちゃんにむけたお手紙を書き、
棺におじいちゃんの絵を描き
お枕元にらんちゃんとおじいちゃんが映った写真を飾りました。
出棺前、家族が集まり最後のお別れの時間を迎えました。
らんちゃんがここでお手紙を読みます。
言葉が詰まってなかなか読むことが出来ませんでしたが、時間を掛けてゆっくりと読むことが出来ました。
今回は自由な温かみある葬儀の提案をさせて頂きましたが、
ご家族に喜んで頂き、私共も嬉しく思いました。
今後も私共「祈花~のばな」はお客様のお気持ちに焦点を当て、出来る限り気持ちの優先をして葬儀を進めていきたいと思います。