家族葬を詳しく

2023年02月20日

家族葬には家族以外も参列できる?参列者の決め方と参列マナー

最近はコロナ時代のお葬式としても注目を集めている家族葬ですが、家族葬を行うお客様から、故人のご友人や会社の同僚など「どこまでにお声がけすべきですか?」というご質問をいただくことがあります。また反対に、ご友人・知人の立場の方からは「家族葬の案内が届いたけど、本当に参列してもいいの?」などというお声もきこえてきます。家族葬という名称が"家族だけで行うお葬式"という印象を与えてしまうからでしょうか。家族葬を開催する側も参列する側も、共通して頭を悩ませているのが、この「参列者の範囲はどこまで?」という問題のようです。そこで今回は、家族葬の「参列者の範囲」について詳しく話したいと思います。

家族葬とは?

本題に入る前に、家族葬の定義について触れておきます。
実は家族葬には明確な定義はなく、一般的に「ご家族をはじめとするごく近しい人だけで執り行われるご葬儀」のことを家族葬といっています。ちなみに家族葬の場合は、一般葬に比べて小規模になることが多いため、事前準備や当日対応に追われることなく故人様とのお別れができる点がメリットといわれています。

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家族葬の参列者の範囲はどこまで?

それではさっそく、今回の本題である参列者の範囲についてご説明したいと思います。

友人・知人は参列できない?

結論からいうと、家族葬にはどなたでも参列することができます。家族葬という名称から、家族のみで行う葬儀と思われる方がいらっしゃるようですが、あくまでご家族を中心とした親しい方々で行われるご葬儀を家族葬といっています。そのためご親族はもちろん、生前故人様と仲の良かったご友人や会社の方などにご参列いただく場合もございます。ただし、どの方にご参列いただくかを決めるのはご家族様になります。

参列者の人数は何人まで?

"小規模でアットホームなお葬式"というイメージのある家族葬ですが、特に人数制限はございません。ご家族5名で行う家族葬もあれば、親族や親しいご友人総勢50名以上で行う家族葬もあり、どのようなお葬式にするかはご家族様次第です。

家族葬の参列者選びで注意すること

前述のとおり、家族葬の参列者を決めるのはご家族様になります。参列者を決めるにあたってはいくつか注意しておいたほうがよいことがありますので、あらかじめ頭にいれておきましょう。

参列者を決めるときの判断基準

家族葬において、お声がけする範囲をどこまでにするかの判断は難しいところです。

これについてはケースバイケースですので、こうすべきという答えはありませんが、なんとなく「故人が最後にその方に会いたいと思うかどうか」を判断基準にすると、決めやすいと思います。

家族葬の場合、訃報を事前にお送りすると、それを目にしたご近所の方が葬儀にかけつけてしまうなどのトラブルが起こりやすいです。もしも事前にお送りする場合は、「葬儀は家族と近親者のみで執り行います。」ということを明記し、香典もお断りする旨をお伝えしましょう。ただ、そのような混乱をさけるためにも、家族葬での訃報は葬儀後にお送りするのがよいでしょう。一般的には、「葬儀は家族葬で執り行いました。」というご報告も兼ねてお送りするケースが多いです。

家族葬に参列するときのマナー

ご家族や親族以外の方が家族葬に参列する場合には、最低限おさえておきたいマナーがあります。続いてはご友人・知人の方が注意すべき点をお伝えします。

呼ばれたけど、本当に参列してもいいの?

家族葬の場合、ご家族様から参列してほしいというご案内があったにもかかわらず、参列を迷われる方がいらっしゃるようです。

家族葬と書かれているため、「自分が参列すると迷惑なのでは...」と気を遣ってしまう気持ちもわからなくもありませんが、依頼があったということは、ご家族がぜひ参列してほしいと思っているということなので、この場合は迷わず参列しましょう。

参列する際の服装は、一般葬と同じく喪服着用です。また特に明記がない場合は、お香典も通常通りご持参しましょう。

参列しない場合の弔意の示し方

家族葬に参列できずに残念に思われている方は、後日ご自宅へ弔問に訪れるなど、別の方法で弔意をお伝えするのがよいでしょう。その際は、とくにお断りがなければお香典や供花などをご持参するようにしましょう。もしも遠方にお住いで弔問が難しい場合は、お悔やみのお手紙をお送りする方法もあります。お香典を郵送する場合は、お悔やみのお手紙を添えて香典袋ごと現金書留でお送りするのがよいでしょう。

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