納棺の儀
湯灌とは、故人様にお棺に入っていただく前にお身体を洗い清める事です。
長く入院されていてなかなかお風呂に入れなかった方などにとくにおすすめですが、そうでない方も、お風呂に入っていただくことでお顔の色がよくなります。(湯灌の儀にはご納棺も含まれます。)
①ご自宅や会館など故人様のいらっしゃる所へスタッフが伺います。 ご挨拶の後、故人様のお休みになっているお部屋へ、お棺や湯灌用ベッド・お湯などの器材を搬入し、ご準備させていただきます。
②ご家族・ご親族様の立会いのもと、儀式を始めさせていただきます。 お立会いの際は喪服でなく普段着で結構です。 見ていてお辛いという場合は、始終ついて頂かなくても構いません。
③故人様に湯灌用ベッドへご移動いただき、頭やお身体をシャンプーとボディーソープで洗い清め、お湯のシャワーで流します。
湯灌中はお身体にタオルをおかけするのでお肌が見えることはございません。また、湯灌用ベッドは使った水を下で受けられる構造になっているため、お部屋がぬれることもございません。
その後頭を乾かし、お顔とお身体全体をお拭きします。
④仏衣にお着替えし、お布団にご移動致します。仏衣ではなくお気に入りの服にお着替えいただくこともできます。
⑤爪を切ったり、お化粧をしたりと、身だしなみを整えます。故人様らしくお送りすることができます。生前ご使用だったお化粧道具があれば、ご使用いただくこともできます。
⑥ご家族様立会いのもと、ご納棺をさせて頂きます。 (ご納棺の際、ご家族の皆様にお力をお借りすることがございます。)
生前ご使用だったお数珠があれば、手におかけできますのでご用意ください。また、メッセージカードや愛用のお品などもこの時納めて頂くことができます。(ご納棺の後でもお納めいただけます。)
ご家族様の手により故人様を綺麗にしてあげたい。
そういった場合は専門ではありませんが私達スタッフがお手伝いさせて頂く事も可能です。